今週末の表象文化論学会、先にブログに書き込んだ日にちに誤記がありました。
日曜日は6日ではなく、5日です。
あらためて投稿します。
『重力の虹』のパネルが企画されているので、お知らせします。
★
7月 5 日(日)16:30-18:30
早稲田大学戸山キャンパス
32号館1階128教室
*日曜日のため戸山キャンパス正門は閉まっていますが、守衛に声をかけてお入りください。
参加費:非会員の方は1000円で日曜全日「当日会員」になれます。
大会プログラム
http://www.repre.org/conventions/10/
企画パネル:『重力の虹』を読む
佐藤良明
門林岳史(関西大学)
武田将明(東京大学)
麻生享志(早稲田大学)=ディスカッサント
これまで「アメリカ文学」の研究会では取り上げられてきた作品ですが、新訳が出回って、いよいよ学際的な議論が盛りあがろうとしています。
パネルには、マクルーハン研究とポストヒューマン論で知られるメディア文化論者・門林岳史さん。および、最近も『ガリバー旅行記・徹底註釈』を上梓された英文学研究の俊英で、文芸批評でも活躍中の武田将明さん。スウィフトの時代とデジタル環境における人間再編の時代、「〈近代〉の始まりと終わりを繋ぐ視座から、人間的限界も踏み越えて、近代の根底にある匿名の欲望と、それに肉薄するテクストのありようを示す」ようなパネルになることでしょう。
佐藤自身は、今月ドイツで、スロースロップの後追いの旅を敢行。その写真を披露しながら、20世紀最大級のカリスマとしての〈ロケット〉と、それに食らいついた20世紀最大級の小説とのと剛胆なる繋がりについて、お話しします。コメンテーターおよび場内討議の統括者として、ピンチョン研究のベテラン、麻生享志さんにも入っていただきました。
参加はすべての方にオープンです。Everybody welcome to (hot and cool) discussions!
ロケット製造トンネルのあったノルトハウゼンに到着(『重力の虹』第三部冒頭参照)
見えたぞ、ロケット