2010年09月15日

週間ブックレビューで三冊紹介します

*番組放映おわりました。こちらに記録があります。
http://www.nhk.or.jp/book/review/review/20101009.html


10月9日(土)翌10日〔日)放映の NHK BS 〈週間ブックレビュー〉への次の出演が決まりました。
http://www.nhk.or.jp/book/info/index.html

◎出演のみなさんで合評する本
シルヴィア・タウンゼンド・ウォーナー作、中和彩子訳『フォーチュン氏の楽園』(新人物往来社)

1927年の新刊です。フォーチュン氏は、運命の波に揺られる宣教師。豊穣な南の島で、改宗させて一緒に暮らす少年への愛を通し、自分自身に生じる変化が綴られていきます。
宣教師がキリスト教を失っていくという意味では「逆クルーソー」もので、ポストコロニアリズムでない西洋・南洋問題、島の少年との同性愛(メンタルな)の側面、いろんな側面が論じられそうです。

あと二冊紹介するのは、ペンギン関係と、ミミズ関係の本です。お楽しみに。
posted by ys at 04:38| イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。