RadioTAKASAKI FM 720 ”Air Place”
It's EMPEROR'S BIRTHDAY, yeah!
一曲目、《皇太子さまお生まれになった》
78年前のおめでたき日。朝6時半、夜明けとともに、サイレンが鳴り渡りました。
北原白秋作詞、中山晋平作曲。3人の少女が歌っています。
http://www.youtube.com/watch?v=xgDz0yhBNDc
(国民的な慶事を歌にすることは、「大阪万博」以来消えてしまったようですが、こういうお歌は大切です。ぜひまた復活を。)
幼少時は暗い日本でした。でも昭和天皇は戦争中、10歳を過ぎた皇太子を軍に利用させず保護したといいます。戦後はアメリカ人家庭教師ヴァイニング夫人に学んでいます。どんなティーンズだったんでしょう。15歳、音楽の感受性の一番強い時期に、庶民の間で流行っていたこの歌は届いたんでしょうか。占領軍時代の日本人のだれでも知ってる明るい歌、 “バッテンボー” (buttons and bows)ちょっとラテンノリの、ダイナ・ショアでどうぞ。
http://www.youtube.com/watch?v=vZsA7HQXXBE
ここから先は僕の記憶もありますわ。1959年4月10日、ご成婚。学校から帰ってきたら、家の座敷に座布団が敷き詰められて、近所のおばさんたちがテレビを見に集まってきていたっけ。
それにしてもミッチー・ブーム。長嶋茂雄、坂本九と、明るい昭和を代表するスターは多いけれど、このローヤル・カップルを凌ぐ存在はいません。その清潔な愛の盛り上がりを、ぜひこの曲で思い出してみたい。ご成婚と同じ週に、ビルボードのトップに立った−−
《Come Softly to Me》
歌詞がまたピタリですね。
I've waited, waited so long
For your kisses and your love
Please come, come to me
From up, from up above
エンペラーへの御即位は、当然ながら、平成元年でした。
その年のヒット、から、こんな曲はいかがでしょう。
http://www.youtube.com/watch?v=18xTQeRJK_U
「わたくしの持てる最良のものを国民に」−−そんなお言葉も、たまには拝聴いたしたく。
そうですよ、今年、大震災のあと、ビデオに流れたのが、66年ぶりの「玉音放送」だったというじゃありませんか。それって登場しなさすぎでは?
Please come closer to us. −−と、お恐れながら、ラブコールをお送りした次第。
《テニス》をテーマにした曲もかけますね。そしておわかれは、フランス・ギャルでどうだ。《アン・プランス・シャルマン Un Prince Charmant》 −−往年のすてきな王子様、ハッピー・バースデー!