2012年08月15日

BSプライムニュースで、ビートルズ談議をします。

突然ですが、こういう番組に出ます。2時間の生番組です。



『THE BEATLESデビュー50周年 ビートルズとは何なのか』



 BSフジ プライムニュース

817日 午後8時〜9時55分 


 以下、番組HPから。



『THE BEATLESデビュー50周年 ビートルズとは何なのか』


 ロンドンオリンピック開会式でポール・マッカートニーが「ヘイ・ジュード」を熱唱、映像を見ながら一緒に口ずさ

んだ人も多いだろう。


 ビートルズが1962年にデビューしてから今年で50年。今年3月、野田首相は講演でのスピーチで、「日本はポールで、

アメリカはジョン」とTPP問題をビートルズに例え、アメリカとの連携体制を強調した。また、日銀の白川総裁も1月、

ロンドンでの講演で、ビートルズが70年に発表した「ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード」を引用して、

これまでの日本経済の足取りを解説した。


 ビートルズは、同じ時代を共に生きた団塊世代から現代の若者たちまで、あらゆる世代に大きな影響を与え続けてい

る。デビューから50年経った今でも、我々に大きな影響力を持つビートルズとは一体何なのか? 


 ビートルズに関して多くの著書を持つ、音楽評論家の恩藏茂氏とアメリカ文学者の佐藤良明氏を迎え、60年代のビー

トルズから“世界を変えること”とは何なのかを考える。 



ゲスト:



恩藏茂 音楽評論家

佐藤良明 アメリカ文学者

ほか


posted by ys at 06:32| イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

うれしいじゃないか。

14日午前3時。空は雲に覆われている。


 だが天頂や北の方には一部雲の切れ間が見える。

早起き老人は月と金星が現れる幸運を願って、散歩に出た。


 「タカバシ(high bridge)」と呼ばれる、沖電気工場の前の、鉄道を下に見るオーバーパスは、小学校のとき、みんなで日の出の観察にきたところだ。自然にそちらに足が向いた。


午前3時28分、月の見えない円盤から金星が出てくるはずの時間も、雲は切れない。そればかりか雨粒が落ちてきた。


しょうがないなあ、次の機会は自分はもう死んでるしなあ、とトボトボ「橋」を降りて、高崎駅東口に近づいたとき、ふと首を右にまわしたら、うそ、見えてる。そこに雲の小さな切れ目があったのだ。金星も見えるぞ、と思ったのが1秒の半分ほど、すぐにそれは掻き消され、細い月も見る見る間に短くなって消えていった。見続けているとまた一瞬、ごく一部だけ現れて、今度は完全に消えた。雨粒がはっきりしてきて、僕は駅前東口のペデストリアン・デッキへ急いだ。


曇った夜空に1/2秒だけ現れた光は、幻影だったのだろうか。


死につつある自分の脳は、すでに天に反応して、気象を超えた知覚を得ることができるようになったのか?


 でも、これでいいんだ。とてもクリアだった日蝕体験、それとは対照的にうすぼんやりした金星食の記憶を、いましばらく、この死すべき脳みそに蓄えていられる。うれしいじゃないか。

posted by ys at 06:19| 生活と意見 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月23日

當間 麗 『アメリカン・ルーツ・ミュージックとロックンロール』

これは授業用テキストである。

 

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第1章 ブルース 〜南部黒人の魂の叫び〜 p. 5

第2章 カントリー・ミュージック 〜アメリカン・ノスタルジア〜  p. 37

第3章 ゴスペル・ミュージック 〜教会と音楽〜 p. 67

第4章 ロックンロール 〜ベビー・ブーマーたちの躍進〜 p.108


というページ構成。YouTubeサイトを並べながら、人気歌手やグループの活躍の足取りを追うことで、メディア時代のアメリカの民衆音楽史の足取りを辿るという授業の教材。全部で13節あるので、イントロと特別授業1回を入れて、半期15回の授業となる。著者が「はじめに」で書いているように、


アメリカ音楽に初めて出会った頃に抱いた、「ロックとロックンロールは違うのか」「R&Bとは何か」「カントリーと言ったり、カントリー&ウェスタンと言ったりするのは何故か」と言った素朴な疑問


にみずから答えるという姿勢があり、


アメリカでロックンロールが誕生する背景をルーツ・ミュージックに求めるプロセスは、アメリカ文化の多様性とその複雑な関係性を自ずと詳らかにし、音楽史を通してアメリカの素顔が見えてくる


というあたりは、音楽を含まないアメリカ史の講義をしている先生達をうらやましがらせることだろう。


上記4つの分野には、メチャうるさい評論家がいて、各章に並べられている初心者向けの言説には少なからず「こわいものしらず」な面も感じさせるけれども、これだけメディアが発達した時代に、基礎的な事実を何も教わっていない学生を導くという意味では、21世紀型大学教育の開発に少なからぬ意義を感じる企画である。


「重要な楽曲は囲み記事にして、現時点での YouTubeサイトを記した」――ということなら、同時に付属ネットサイトの拡充も図るといい。――と述べるからにはサトチョンも協力しよう。以下は「第三章」のリンク集だ。



第1節 ゴスペルの起源



1 新大陸と教会音楽


"The Ainsworth Psalter: No. 4"(エインズワース詩篇書:4番)

http://www.youtube.com/watch?v=6YDDO1Wc6FU


"Bay Psalm Book: No. 100"(ベイ詩篇書:100番)

http://www.youtube.com/watch?v=uFWFx5L5uQs

(教材掲載のものが見つからず、替えてあります。23番に続いて100番。)




2 ホワイト・ゴスペル


 Ira David Sankey: "The Ninety and NIne" 

Tennessee Ernie Ford が歌うバージョン:

http://www.youtube.com/watch?v=TwSaQIGGG3I



3 ニグロ・スピリチュアル


Fisk Jubilee Singers: "Swing Low, Sweet Chariot"

http://www.youtube.com/watch?v=NWnN5bd43J4


4 ブラック・ゴスペル




第2節 形成期のブラック・ゴスペル


1 シャウティング・プリーチャー


Rev. A. W. Nix: "The Black Diamond Express to Hell"

http://www.youtube.com/watch?v=xQbQeGKscOE


2 エヴァンジェリストたち


Blind Joe Taggart - The Storm Is Passing Over

http://www.youtube.com/watch?v=uxGYtHlhWDE


3 フォーク


Mitchell's Christian Singers - My Poor Mother Died a' Shouting

http://www.youtube.com/watch?v=weVLSKjifWo


Heavenly Gospel Singers: "The Heavenly Gospel Train."


http://www.youtube.com/watch?v=r5fSfhCFdKM


4 アカペラ・ジュビリー


同じ曲の聞き比べ

Norfolk Jazz & Jubilee Quartet-Didn't It Rain

http://www.youtube.com/watch?v=8ARKy3ABnks

The Golden Gate Quartet - Didn't It Rain - Gospel

http://www.youtube.com/watch?v=2tuqghW9tQc


Dixie Hummingbirds: "I've Got So Much to Shout About"

http://www.youtube.com/watch?v=Abkn2HPwEXg


Dixie Hummingbirds: "Hide Me in Thy Bosom"

http://www.youtube.com/watch?v=5FqFdHhfkdU




第3節 黄金期のブラック・ゴスペル



1 ハード・ゴスペル


"I Feel My Time Ain't Long" の聞き比べ

Blue Jay Singers

http://www.youtube.com/watch?v=bjiwDJwVOjs

The Soul Stiorrers

http://www.youtube.com/watch?v=TncGntw7ung


Sam Cooke & The Soul Stirrers - Touch the Hem of His Garment

http://www.youtube.com/watch?v=GFnF1yn6jfI


The Original Five Blind Boys: "I Know The Lord Will Make A Way" - "Somewhere Listening For My Name"

http://www.youtube.com/watch?v=634w2QfvOKk


2 トマス・A・ドーシーとモダン・ゴスペル


3 女性歌手たち


"These Are They!”の聞き比べ

Queen C. Anderson & The Brewster Singers / These are they !

http://www.youtube.com/watch?v=srzv996qqvw

Mahalia Jackson-These Are They

http://www.youtube.com/watch?v=fHFIUc4IRdQ


Marion Williams - Surely God Is Able

http://www.youtube.com/watch?v=21egDjVqG6I


"How I Got Over" (1950)- Clara Ward Singers

http://www.youtube.com/watch?v=yU-herUo23I


4 大聖歌隊


Alex Bradford

(*映像的にはこれがいいと思い、差し替えました。)

http://www.youtube.com/watch?v=3NG0T8YEh9g&feature=related


"Peace Be Still" 1962 Rev James Cleveland and The Angelic Choir Of Nutley NJ

http://www.youtube.com/watch?v=Og1HTnXotU8



第4節 ドゥーワップ

1 バーバーショップ・ミュージック


Ink Spots - If I Didn't Care

http://www.youtube.com/watch?v=rvwfLe6sLis


The Mills Brothers - Tiger Rag

http://www.youtube.com/watch?v=h-d4PlcAGb4


Till Then

http://www.youtube.com/watch?v=gPdidRreduM


2 最盛期のドゥーワップ


The Ravens-Summertime

http://www.youtube.com/watch?v=piVtpRkhJTA


Sonny Till and the Orioles - Crying in the Chapel

http://www.youtube.com/watch?v=Qe_tL7aVGE8


The Penguins-Cold Heart


http://www.youtube.com/watch?v=-kf5PuX6dCU


3 ロックンロールの出現とクロスオーバー・ヒット


The Coasters - Yakety Yak

http://www.youtube.com/watch?v=-cHB3Rbz1OI






本書の紹介は以上。この調子で、ブルース、カントリー、ロックンロールについて知ることができる。それを122ページの「本」という形態でやれたのは「先駆的」業績。


もっともYouTube を見ればこういうのが上がっているわけだ。21世紀、大学は、有用か。どのように?


The History of Gospel Music 01-09

http://www.youtube.com/watch?v=ckr54QUcdrs

http://www.youtube.com/watch?v=iEC7ojPuJuk&feature=related

http://www.youtube.com/watch?v=tUGCId_gc10&feature=relmfu

http://www.youtube.com/watch?v=MjgtgveRksQ&feature=related

http://www.youtube.com/watch?v=OcgvzfEjTak&feature=relmfu

http://www.youtube.com/watch?v=R9eyFypj05I&feature=relmfu

http://www.youtube.com/watch?v=EYtw67ohSAw&feature=relmfu

http://www.youtube.com/watch?v=X2zyPvv7V_s&feature=relmfu

http://www.youtube.com/watch?v=Ni5Mk0ANeiQ&feature=relmfu



History Of White Gospel 01-

http://www.youtube.com/watch?v=EBdMD19NvN8

and so forth


Thomas Dorsey

http://www.youtube.com/watch?v=jiRqsU-LRFQ&feature=relmfu


From "Too Close to Heaven: The History of Gospel Music".

http://www.youtube.com/watch?v=jv40KudGG08&feature=related


Biography of Sam Cooke 01-04

http://www.youtube.com/watch?v=J8Q8JuLj8vY

and so forth


posted by ys at 08:23| いただいた本の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月12日

書き直そう、英語の文法

『English Journal』の連載「英語ができない病」(エイゴガデキナイビョー)の8月号と9月号の原稿を入れました。

ビョーキの症状として、こんな分裂した心のありようが観察されます。


             そと

   ウットリ              ↑ モノオジ

   憧れ(同化願望)   |   怖れと照れ(自己検閲)

おもて ←────────────────────→ うら

   ナニクソ                             |    テヤンデエ

    自負(征服願望)                 仲間外れ(異能の排除)

                   うち


  外(社会、ガイコク)向きの場合も、内向きの場合の、英語に対して積極的な〈おもて〉面の背後に、英語から引いたり英語を遠ざけたりする否定的な感情があるということを、上の図は示しています。

 まあ、どなたにもおなじみの話かもしれません。平成の時代でも、ふつうの心象風景ですね。


@ バイリンガルDJの声が流れるオシャレな空間でウットリしながら、

A ガイジンに道を教えるだけでモノオジし、

B ナニクソとTOEIC 900点突破にいきり立つくせに、

C キコク子女の口から流暢な発音が漏れたりするとテヤンデエという気持になる──


 この分裂が、日本人の近代体験と現代のイメージ資本主義の原理との噛み合いの悪さに由来するものだということを,僕なりに説明してみました。

 

 そして近代エリートたちが「ナニクソ」の意識で作り上げた、学校文法や学習参考書が、現代では根本的に弊害を呼ぶものになっている、

 にも関わらず、それ以外に、きちんと英語をしつけるための理解がこの国に欠けているために、「聞き流すだけで」というオカルト商法や、「英語で遊ぼう」という幼稚園化の流れによって、学習環境がどんどん劣化してしまう。


 そろそろ対策を考えないといけません。

 いままでの英文法、これは「優れている」と思われていた「西欧の論理」にナニクソとしがみついている日本人がつくった産物で、自信をもって日本語の思考を続けている日本人には、時代遅れの弊害が大きくなっている。

 ヨーロッパとアジアの力関係が拮抗または逆転した現在、単語とセンテンスを単位とする厳密な文法ではなく、日本語の構造のゆるさを自覚しながら、英語もあまりセンテンスにとらわれず、「句の連続」としてとらえ、それが連なるパターンをみていく「ゆるい生成文法」で説明していくことが、中学でより健康な学習が進展するための道である──


 と、まあ、かような提言を、サトチョンとしては行っていきたいわけでありますが、

 しかし……文法を書き直す……? わたくしが? うん、できそうかも。



 なお、現在出ている6月号に掲載されている拙稿のタイトルは「スッポンからスッポンポンへ」

 スッポンのように英語に吸着して日本語へかみ砕いていくやりかたをやめて、

 もっとスッポンポンなこころで英語とお出会いしませんか、という提言です。はい、相変わらずオバカです。

posted by ys at 07:06| 教え直そう、日本の英語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月19日

コーイ・ハーリンゲンに見る、ピンチョンの音楽趣味

『LAヴァイス』で、ドックが救済を図るコーイ。
ピンチョンの小説にコメディアン系音楽家はたくさんでてきますが、
「まじめ心」を吸い寄せるのは『V.』に出てきた黒人プレイヤー、マクリンティック・スフィア以来かもしれない。

そのコーイ・ハーリンゲンが信奉する一人が、スタン・ゲッツ。
サンセット大通りの〈オ・カンガセーロ〉というブラジル音楽の店で、コーイが吹いていた「デサフィナード」( p.220)をスタンの演奏でどうぞ――


ちなみにこの〈O Cangaceiro〉という店名ブラジルの西部劇映画(1954)のタイトルからとったらしい。カンガセイロは「悪漢」という意味で、一味が誘拐してきた女教師を愛してしまうテオドロという名前の悪漢が主人公であるようです。アメリカのウェスタンに影響されながら、ブラジルという国をきちんと描いていると imbd の紹介にありました。映画自体、抜粋が載っています。


で、このバーで「ヒッピーではない女性」が

"It Never Entered My MInd"

を歌います。 ドックとコーイのセンチメントを刺激してやまないこの歌、
そうですね、ジュリー・ロンドンの歌でいかがでしょうか。
(マイルズ・デイヴィスの演奏もすぐ見つかります)



Once I laughed when I heard you saying
that I'd be playing solitaire,
uneasy in my easy chair.
It never entered my mind.

Once you told me I was mistaken,
that I'd awaken with the sun
and order orange juice for one.
It never entered my mind.

You have what I lack myself
and now I even have to scratch my back myself.

Once you warned me that if you scorned me
I'd sing the maiden's prayer again
and wish that you where there again
to get into my hair again.
It never entered my mind.



もうひとつ──
9章のザ・ボーズの屋敷でコーイが練習していた「Donna Lee」、これもお聞きください。
最初のレコーディングはチャーリー・パーカー・クインテットで、録音日は1947年5月8日。そう、これも5月8日、ピンチョンの誕生日(10歳)。

 

  Charlie Parker (alto sax)  Miles Davis (trumpet)

   Bud Powell (piano) Tommy Potter (bass)

 

http://www.youtube.com/watch?v=hANODMX9c5g

   Max Roach (drums)

posted by ys at 14:53| ピンチョン通信 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月16日

学術批評無料情報誌の充実:『REPRE』no.15

表象文化論学会」が創立7年目にして、いよいよ輝きだしたなあという印象をサトチョンは持っています。幕末の出来事を学ぶまでもなく、世の中を再始動させるときは、場をつくり、若くて優れたヴィジョンを束ねるのが一番──ということを、このごろ、特に1970年代生まれの世代の活躍を見るにつけ実感するのですね。

門林岳史さんが中心になって編集している『REPRE』のセンスのよさ+中身の充実も、比類、ないでしょう(あったらすぐにチェックしますので教えていただきたい)。
小特集「メタモルフォーゼ」
 学会誌『表象』と連動しての対談「森村泰昌とダムタイプ」
 ファッション批評誌『fashionista』についてインタビュー
 ベッティーニ氏講演会報告
 研究ノート「メタモルフォーゼとしてのファッション」(平芳裕子)
      「メタモルフォーゼとメタフュジーク」(串田純一)
トピックス → 第3回表象文化論学会賞受賞者
       ほか3件
新刊紹介:東浩紀、岡田温司、岡本源太、桑野隆、長谷川祐子の新著はすべて紹介文つき。
     その他共同執筆企画や翻訳書も紹介文つきで載っています。
posted by ys at 04:57| イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月14日

改めて、新ブログのお披露目 

『重力の虹』の知識サイトとしてのブログを、こちらで展開中です。


 


http://gravitysrainbow.seesaa.net/


 

 右欄の Link からも飛んでいけます。

 


 そちらには、英語の情報サイトのリンクも張ってあります。ピンチョンに本格的に関心のあるかたの参入を歓迎します。


 去年このブログに書いていた『重力の虹』の情報や訳例も、だんだん移し替えていきましょう。


 


 それと、どうもこういうサイトには、フェイスブックのようなコメント返しというキャジュアルな方法は似合いません。


 双方向コミュニケーションの必要は感じています。メールアドレスをプロフィールに載せていますのでお使いください。

posted by ys at 07:08| ピンチョン通信 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月11日

『LAヴァイス』のソングリスト(1)


66ページ
スコットたちのバンド、The Beer が練習していた "The Big Valley" のテーマソングです。
http://www.youtube.com/watch?v=Pg3HcxYcbog
この、ジャジャッジャジャをエレキギターでやり、それにボーカルをつけるという、センスあふるるオバカぶりに乾杯。

82ページ、
ウルフマン邸に向かう途中、この曲が カーラジオに流れてきたので、ドックは大音量ヴィブラソニックのスイッチを入れたのだと。
"Bang Bang" by The Bonzo Dog Band
http://www.youtube.com/watch?v=jVkDKL0BX-4
この歌「キル・ビル」のオープニングでしたね。


アイアン・バタフライ(129)といえば「イン・ア・ガダダヴィダ」!  これをシンプソンズ・バージョンで。
http://www.youtube.com/watch?v=0PyBWLALFLQ

132ページ、
同じくブルー・チアーの十八番「サマータイム・ブルース」
http://www.youtube.com/watch?v=nU5uDozoSSM

144ページ あまりにも「いかにも」な、Electric Prunes "Too Much to Dream Last Night"
http://www.youtube.com/watch?v=RrBbWXZPmMY&feature=related


サーフの本道に戻って──
これは「ロレンス・ウェルク・ショー」の映像です。
シャンテイズの "Pipeline"
http://www.youtube.com/watch?v=j09C8clJaXo


そして、これをピンチョンが使わない手はない。トラッシュメンの「サーフィン・バード」 これは「アメリカン・バンドスタンド」の映像から(司会のDick Clarkさん、最近ご逝去されました)
http://www.youtube.com/watch?v=6GizTr6QLfc&feature=related
キューブリックが「フルメタル・ジャケット」で使っていて、それも検索できます。

ジョニー&ザ・ハリケーンズ。リーダーのジョニー・パリスがサックスという変わり種ですが、「レッドリバー・バレー」のサックス、なかなかです。
「バンブー」というのはこういう曲。
http://www.youtube.com/watch?v=2W_jn6Ewuwg


9章の冒頭、ノンストップのサイケデリック・サーフ特集に、
ドックが控えめながら趣味のいいコメントを付け加えていました。(174ページ)
チープでありながら趣味がいいし、実力もしっかりある、The Olympics などはそこがすばらしい。(ビートルズがカバーしているバージョンも見つかります)
The Olympics の"Shimmy like Kate"
http://www.youtube.com/watch?v=0cvubF1xm4g
ちなみに彼らには、「私立探偵」Pivate Eye という歌もありました。
http://www.youtube.com/watch?v=mhH3wOZiUno

デニスが夢中な「テキーラ」は今、日本の高校のブラバンの定番ですか?
ザ・チャンプスのオリジナル感覚を思い出しましょうや。
http://www.youtube.com/watch?v=c1nwT4DV58A&feature=related

上のふたつとも、ロックンロールがチープだった時代のものです。
だめです、人間も、音楽も、偉くなっては。
posted by ys at 21:06| ピンチョン通信 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月10日

『LAヴァイス』登場人物一覧 改訂2版


5月13日 表を pdf ファイルと交換しました。
     これを、クリックすると大きく現れます。
     ↓
  登場人物.pdf


5月11日、エラー訂正&バージョンアップしました。

『LAヴァイス』、なかなか、登場人物の絡みが複雑です。
僕も訳しながら、脳内の RAM を増設したくなりました。

こんな形に並べてみたら、助けになると思い、エクセル(実はマックの numbers)
で書いてみました。誰が誰だか思い出せればいいと思い、それぞれの説明はいれません。
また、距離が遠くても繋がっている場合がありますが、線で結ぶのはやめました。

どうぞ、活用してください。
posted by ys at 22:03| ピンチョン通信 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月08日

Happy Birthday, Mr. Pynchon. 

5月8日。トムは75歳の誕生日を迎えました。



ロスに Trystero というコーヒーショップがあって、ただのピンチョン・ファンの人がやってるんですが、そこは今日、エスプレソが無料なんだそうです。
住所は、
2974 Glendale Blvd., Atwater Village; (323) 913-0204.

http://blogs.laweekly.com/squidink/2012/05/free_espresso_for_pynchons_bir.php

ピンチョンと誕生日が同じ人、いろいろいました。

アメリカ大統領、ハリー・トルーマン(+34歳)
文芸批評家、エドマンド・ウィルソン(+33歳)
映画監督、ロベルト・ロッセリーニ(+31歳)
ブルーズシンガー、ロバジョンことロバート・ジョンソン(+26歳)
詩人、エコロジスト、ゲーリー・スナイダー(+7歳)
ボクサー、ソニー・リストン(+5歳)
ジャズ・ミュージシャン、キース・ジャレット(-8歳)

ドイツ空軍による英国空襲が始まったのはトムが4歳の誕生日
VEデイ:第二次大戦で連合国が正式に勝利したのはトムが8歳の誕生日。

『LAヴァイス』の最後のシーンは、あとがきにも書きましたが、42年前の5月8日のことです。
翌日1970年5月9日づけのビルボード・チャートです。

#1── Guess Who: "American Woman"
#2──Jackson Five: "ABC"
#3──The Beatles: "Let It Be"
posted by ys at 21:56| ピンチョン通信 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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